20種類の素材から成る美味の宝箱―宝珠ばらちらし

江戸前ならではのばらちらしづくりは、赤酢を使ったシャリを敷き、上にたっぷりの針海苔をのせることから始まります。味に深みもたせる煮烏賊、かんぴょうのみじん切り、シャキッとした食感の酢ばすを散らします。再びシャリをそこへ酢ばす、かんぴょうに加えて今度はガリのみじん切りをのせます。そして季節に合わせた魚貝類、まぐろ、平目、烏賊、赤貝、海老、〆こはだ。煮物は穴子、煮いか、しゃこ。そこに白身魚で作った淡い桜色のおぼろをかけ、うす焼き玉子、椎茸、青身の絹さやを飾り、完成します。
目の前で仕上がるちらしには握り同様の醍醐味があり、吟味された素材ひとつひとつに手間をかけての仕事振りもご堪能頂きとう存じます。
桜の咲く春の夜桜見物のお弁当に、秋のお月見のご酒の肴に、これからご訪問されるお家のお土産にとお持ち帰り用もご用意して居ります。


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